地元柏出身・隆の勝 大きな声援に感無量「来年は幕内になって帰ってきます」

[ 2018年4月19日 15:14 ]

「わんぱく相撲」で児童に胸を出す隆の勝(左)
Photo By スポニチ

 大相撲春巡業が19日、千葉県柏市で2日連続で行われた。柏市出身の十両・隆の勝(23=千賀ノ浦部屋)は土俵に上がるたびに大きな声援を浴び、「うれしい。それに尽きます」と感無量の面持ち。大関・豪栄道(32=境川部屋)の稽古相手に指名されると「部屋では絶対にできない経験をさせてもらった」と振り返った。児童に稽古をつける「わんぱく相撲」では出身クラブである「柏相撲少年団」の後輩と土俵で対峙(たいじ)。「幸せでした。どの子も強かった」と白い歯を見せた。

 巡業の会場となった中央体育館は小学生の頃から利用してきた、なじみの舞台だ。十両結びの一番では大声援を背に、旭大星(28=友綱部屋)を寄り切った。「また柏の皆さんに応援してもらえるように、来年は幕内になって帰ってきます」。まずは新入幕へ、充実の表情で約束した。

続きを表示

2018年4月19日のニュース