柔道女子代表×ラグビー女子セブンズ コラボ合宿で相互刺激

[ 2018年4月19日 05:30 ]

合同練習でラグビーボールを使ったパス練習をする柔道女子の阿部詩(右)ら
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 柔道の女子日本代表は18日、東京都北区の味の素ナショナルトレセンで7人制ラグビー女子日本代表候補との合同練習を行った。悪天候のため午前、午後ともに柔道場での練習となったが、パス、タックル、スクラムなどのラグビー練習や受け身、寝技といった柔道練習も敢行。練習の最後には、10人対10人の相撲勝負を行い、柔道側が9―1で勝利した。

 昨年はレスリングとの合同練習を実現するなど、アイデアマンの増地克之監督は「新しいルールで延長戦が多くなり、最後までスタミナを切らさず戦いきる(ことが必要)。ラグビーは動き続けるので、心肺機能を高めるためにやる」と狙いを語った。特にうつぶせ状態から起き上がってタックルを繰り返す練習は「心肺機能が上がる。トレーニングに取り入れたい」と取り入れる方針を示した。

 練習に参加した52キロ級の阿部詩(兵庫・夙川学院高)は「体の強さは凄いと思った」と感心。寝技練習ではその阿部を完璧に抑えたラグビーの松田凜日(りんか、国学院栃木高)は「世界で戦う選手の姿勢を学べた」と刺激を受けていた。

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2018年4月19日のニュース