白井跳馬V3 平行棒は急きょ出場も納得2位「十二分の出来」

[ 2017年12月11日 05:30 ]

平行棒で2位の白井
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 種目別で争う体操の豊田国際競技会最終日が10日、愛知・豊田市総合体育館で行われ、白井健三(21=日体大)が跳馬で14・750点をマークして3連覇を達成し、平行棒と鉄棒でも2位に入った。女子の床運動は世界選手権を制した村上茉愛(21=日体大)が14・333点で連覇を果たした。

 前日(9日)の床運動に続いて跳馬も制した白井は、2位だった平行棒に納得の表情を浮かべた。田中の欠場により急きょ出場することになったが、練習を始めてまだ2週間足らずのE難度の技を入れて完遂。「試合でどういう感覚が得られるのか学びたかった。十二分の出来」。世界選手権で個人総合銅メダル、床運動と跳馬で金メダルを獲得した17年を締めくくり、「精神的に成長できた一年」と笑った。

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2017年12月11日のニュース