パナ完勝!白組1位で優勝決定T進出 若手主体も厚い選手層

[ 2017年12月11日 05:30 ]

ラグビートップリーグ第11節・最終日 ( 2017年12月10日    熊谷陸ほか )

<パナソニック・サニックス>後半、突進しトライを決める松田(中央)
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 2試合が行われ、パナソニックは42―7で宗像サニックスに完勝し、ホワイト・カンファレンス(白組)1位で日本選手権兼優勝決定トーナメント進出を決めた。先発15人中10人が20代前半という若いメンバー構成ながら、計6トライを奪い守っても1失トライ。今秋の日本代表に12人が選出されたリーグ屈指の選手層の厚さを見せつけ、2季ぶりの王座奪回へ勢いをつけた。

 フッカー堀江、プロップ稲垣らをリザーブに置くことができるのが、分厚い選手層を誇るパナソニックの強みだ。ロビー・ディーンズ監督は「パフォーマンスはパーフェクトではなかった」と内容に不満げも、スコア上は全く危なげなかった。

 先制トライは前半20分ともたついたが、均衡を破った後はワンサイドゲームだった。同24分、後半10分と2トライを挙げたCTB松田も「最初は少しばたばたした」と反省しつつも前半は無失点。内容が悪いなりにも格の違いを見せつけた。

 レギュラーシーズンは残り2試合。勝敗度外視で試行錯誤できる絶好の機会だが、指揮官は「これまで通り勝ちにいく」と一切の隙を見せなかった。

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2017年12月11日のニュース