ロシア、12日に五輪参加可否決定へ IOC処分に反発、ボイコット論も

[ 2017年12月6日 10:25 ]

 ロシア・オリンピック委員会(ROC)のジューコフ会長は5日、個人資格などでの平昌冬季五輪へのロシア選手参加可否について選手も出席した会合で最終決定すると述べた。会合は12日開催の見通し。地元メディアなどが伝えた。組織的ドーピングを否定してきたロシアは反発しており、レベジェフ下院副議長は「五輪を完全にボイコットすべきだ」と訴えた。

 ロシアの国家意思を決めるプーチン大統領がどう反応するかが焦点だ。

 ジューコフ氏はスイス・ローザンヌで行われた国際オリンピック委員会(IOC)の理事会後、ROCの資格停止処分を巡り記者団に「潔白な選手が五輪に個人資格で参加できるのは肯定的な面。参加しても国旗と国歌を使用できないのが否定的な面だ」と発言。「選手の利益が最大限に考慮された決定かと言えば、そうだ」とも語った。

 5日のIOC処分に対してスポーツ仲裁裁判所(CAS)に提訴するかは明言を避ける一方、最近のIOC再調査を受け永久追放処分となった全ての選手が提訴する方針だと明らかにした。

 IOCは国旗使用を認めない処分をしたが、プーチン氏は11月に国旗を使用できないことは「ロシアへの侮辱」と述べている。ただペスコフ大統領報道官は今月4日の時点でボイコットを「検討していない」と述べた。

 ムトコ副首相が五輪から永久追放処分を受けたことは、ロシアにとって想定外で衝撃だったとみられる。国営ニュース専門テレビ「ロシア24」などを傘下に収める全ロシア国営テレビ・ラジオ放送会社は5日、ロシア選手団が参加しない五輪の中継放送をしないと発表した。

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