右手首負傷の錦織 復帰に向けて前向き「治り次第、復帰」 目標は1月

[ 2017年11月24日 16:00 ]

記者発表会に出席した錦織
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 右手首の故障で休養中の男子テニスの錦織圭(27=日清食品)が24日、都内で行われた「日清食品所属選手 記者発表会」に出席。復帰に向けて、今後の抱負と決意を語った。錦織が公の場で発言するのは故障を明らかにしてからは初めて。

 錦織は今後について「僕はまだ怪我が完治していないので、早く治したい」とし、「目標は1月から出られるように、としていますけど、治り次第、復帰してマスターズやグランドスラムを取れるように頑張っていきたい」と前向きにコメント。2020年の東京五輪へ向けては「まだ2年半あるので、しっかり準備をしていきたい。東京五輪という大舞台は、日本国民が全体で大きな力となって団結できる場でもあるので、金メダルを狙ってやっていきたい」とした。

 8月13日の練習中に右手首を痛め、MRI検査の結果、尺側手根伸筋腱(しゃくそくしゅこんしんきんけん)の部分断裂と診断され、同16日にマネジメント会社が今季残り試合の全休を発表。以降の大会を欠場し、20日に発表された最新の世界ランキングでは22位まで後退している。

 来季開幕戦の1つで、今年優勝を果たした「ブリスベン国際」(12月31日〜1月7日、オーストラリア)には既にエントリー済みで、公式サイトで「また決勝まで勝ち進みたい。目標は優勝すること」とコメントを寄せていた。

 また、記者発表会では日清食品が昨年の全日本選手権で大会史上2番目の年少優勝を果たした綿貫陽介(19)と新たに所属契約を締結したことが発表された。女子テニスの大坂なおみ(20=日清食品)も出席した。

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2017年11月24日のニュース