栃飛龍 全勝で幕下優勝 十両復帰を確実に「途中で腐りそうになったことも」

[ 2017年11月24日 15:06 ]

大相撲九州場所13日目 ( 2017年11月24日    福岡国際センター )

 西幕下10枚目の栃飛龍(32=春日野部屋)が全勝で幕下優勝を飾り、来年1月の初場所での再十両を確実にした。

 勝った方が優勝という霧馬山との一番。「これで決めるというより、崩そうと思った」と、立ち合いで思い切って左に動いた。すると突進してきた相手はバッタリ。一瞬で勝負は決まった。

 十両復帰までの3年間については「途中で腐りそうになったこともあった」と振り返る。それでも化粧まわしの状態を時々確認しながら、再び関取になることをあきらめなかった。今場所は「すがれるものは、何でもすがろう」と初白星からヒゲを伸ばし続けて験担ぎ。来場所へ「しっかり上を目指したい」と力を込めた。

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2017年11月24日のニュース