元旭鷲山 貴ノ岩との電話内容を公表した経緯を明かす

[ 2017年11月24日 13:46 ]

元小結・旭鷲山のダバー・バトバヤル氏
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 モンゴル出身力士の先駆け、大相撲の元小結・旭鷲山のダバー・バトバヤル氏(44)が24日放送のフジテレビ「バイキング」(月〜金曜前11・55)に生出演。横綱・日馬富士(33=伊勢ケ浜部屋)の平幕・貴ノ岩(27=貴乃花部屋)に対する暴行問題について語った。

 旭鷲山は23日に貴ノ岩と電話で話したとする内容を、自身のフェイスブックで公表。番組でも「ケガはいつかは治るからいいけど、耳がちょっと聞こえない」「自分で頑張って、静かに終わらせるつもりだったけど、親方に聞かれたから本当のことに言うしかなかった」などの証言を明かした。

 自らの投稿内容がすぐにニュースになったことには「フェイスブックをモンゴル語で打ったのに、日本のテレビで(ニュースになっているのを)見た。モンゴルより早い。僕のフェイスブックをなんでそこまで見るのか不思議」と困惑。電話内容を公表した経緯については「本人から(電話が)かかってきたから。まさか本人が先輩であり、モンゴル相撲協会の会長(である自分)に対して、ウソを言うことはないと考えた」と明かした。

 旭鷲山は週末に九州入りすると明言しており、「何かの形で(証拠となる)写真か何か」の提出を貴ノ岩に求めたという。貴ノ岩もその要請に「わかりました」と承諾したことを明かし、旭鷲山は持ち帰って「モンゴルの国民に見せる」ことを約束したという。

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2017年11月24日のニュース