天理大 京産大を圧倒し2年連続9度目V 1年生ハーフコンビの藤原&松永が活躍

[ 2017年11月19日 20:22 ]

<天理大・京産大>前半、モールで圧倒する天理大フィフティーン
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 ムロオ関西大学ラグビーAリーグの第6節が19日あり、皇子山陸上競技場(大津市)での天理大―京産大は、天理大が45―7で圧倒し、2年連続9度目の優勝を決めた。

 連覇の影に、1年生ハーフ団ありだ。5戦全勝同士の優勝決定戦に萎縮せず、持ち味を存分に発揮した。SH藤原忍は強心臓ぶりを披露。テンポのいいパスさばきだけでなく、スキを見て何度も自ら仕掛けた。

 7―7の前半18分は、してやったりのトライ。自陣10メートルラインからの連続アタックでできた京産大ゴール前左中間のラック。パスを左へ放ると見せかけて、敵味方が入り交じった狭い隙間に体を潜らせてインゴールに抑えた。

 「相手が同じテンポでディフェンスをしていたので、スキを狙いました。緊張はしていませんでした。体が小さい分、躊躇したら狙われると思ったので、思い切って行きました」

 SO松永拓朗はキック合戦に冷静に対応し、ゲームを組み立てた。経験値が心配された1年生コンビながら、強いFWと決定力があるBKをうまくコントロールして優勝に貢献した。

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2017年11月19日のニュース