美帆、1500メートル連勝も反省「今日の内容では」満足せず

[ 2017年11月19日 05:30 ]

スピードスケートW杯第2戦 ( 2017年11月18日    ノルウェー・スタバンゲル )

女子1500メートルでレース後、笑顔を見せる高木美
Photo By 共同

 表彰台の真ん中に立っても表情はさえない。得意の1500メートルで2連勝した高木美だが、前週の1分54秒台には届かず「今日の内容では“やった”という感じはない」。強豪の仲間入りを果たし、自らに課すハードルは上がる一方だ。オランダの強豪が不在で強さが際立った。リズム良く左右に体重移動するお手本のような滑りで2位に1秒以上の差をつけた。だが「伸びている感覚がなく、コーナーもしっくりこなかった。ぎりぎりで勝てた」と反省を並べた。

 前日の1000メートルでは開幕戦に続いて2位となり、「ベースが上がってきた」と手応えがある。一方で追われる立場の心持ちにもまだ慣れていないという。「ここまで来たのは初めてなので」と戸惑う23歳。未知の領域で新たな課題と向き合っている。

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2017年11月19日のニュース