稀勢 調整ペースアップ、27番で22勝「力が出てきている」

[ 2017年6月18日 05:30 ]

阿武咲(手前)に稽古をつける稀勢の里
Photo By 共同

 大相撲名古屋場所(7月9日初日、愛知県体育館)で復活を目指す横綱・稀勢の里(田子ノ浦部屋)の調整ペースが上がってきた。2日ぶりの阿武松部屋への出稽古で、幕内・阿武咲と27番取って22勝5敗。関取との稽古再開となった15日は阿武咲と15番、前日の新大関・高安とは13番で、一気に2日分の番数となった。

 前日まで負傷している左は差すことが多かったが、この日は「後半10番くらいで自然と(左からの)押しやおっつけも出た。状態はいい」と復調を実感。「一日一日、力が出てきている」と手応えをにじませた。

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