ジャンプ男子、来季W杯日本開催見送りか?欧州が難色

[ 2017年3月22日 00:34 ]

 ノルディックスキー・ジャンプ男子のワールドカップ(W杯)が来季は日本で開催されない可能性が高いことが21日、全日本スキー連盟(SAJ)関係者への取材で分かった。当初は来年2月上旬に札幌市で2試合を予定していたが、欧州各国が同9日開幕の平昌冬季五輪直前の日本遠征に難色を示しているため。

 SAJ関係者によると、欧州側の意向を受けた国際スキー連盟(FIS)から今月に入り、来季の開催見送りを打診された。有力選手が集中する欧州から選手派遣が少ないとW杯開催は難しく、現時点では日程変更も困難な状態だという。W杯の日程は4月のFISの会議で固まる予定。

 男子のW杯は現在シーズン30戦前後が行われており、日本でもほぼ毎シーズン開催されている。

 女子は札幌市と山形市蔵王でこれまで同様に4試合が予定されているが、来年1月下旬〜2月上旬とされている日程は変更となる可能性がある。

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2017年3月21日のニュース