瀬古リーダー熱弁「日本刀となれ」日本代表選手へ“4つの心構え”

[ 2017年3月21日 05:30 ]

世界選手権マラソン男女代表研修会&記者会見 ( 2017年3月20日 )

<世界陸上マラソン日本代表選手・会見>フォトセッションでポーズをとる(左から)中本、川内、井上、安藤、重友、清田
Photo By スポニチ

 代表選手と所属先の指導者が初めて一堂に会した会見前の研修会では瀬古リーダーが35分間も熱弁を振るった。日本の将来を見据え、伝えたのは4つの心構えだった。

 (1)「チームとして情報は共有すること」

 (2)「公の場では暑さに弱いなどと弱点は言ってはいけない。苦手の神様が寄ってきてしまう」

 (3)「35キロ以降でケニアなどの海外選手に負けないために、一つでもいいから自分なりに勝負できる部分を持つこと」

 (4)「選手は常に燃えるような熱さを持つこと。指導者はそれを命を懸けて打つ刀鍛冶となり、斬りつけられても欠けない日本刀(選手)をつくる」

 初マラソン日本女子最高記録をマークして初代表に選ばれた23歳の安藤は瀬古リーダーの訓示を必死にメモ。「改めて凄い人だなとパワーを頂きました」と感激の面持ちだった。

続きを表示

2017年3月21日のニュース