キャバリアーズ 冷や汗勝利もリーグ新の3P25本決めた、レブロン38得点

[ 2017年3月4日 15:55 ]

6本の3点シュートを決めたキャバリアーズのジェームズ(AP)
Photo By AP

 NBAは3日に各地で10試合を行い、東地区全体首位のキャバリアーズは敵地アトランタでホークスを135―130(前半77―60)で下して42勝18敗。第3Qで25点をリードしながら大詰めで1点差まで追い上げられたが、リーグ新記録となる25本の3点シュートがものを言って逃げ切った。

 前半で23本中14本を成功させ、試合全体では46本を放っての新記録。12月16日にロケッツがペリカンズ戦で樹立していた1試合の最多成功記録(24本)を同一シーズンで更新した。

 プレーオフ記録はキャバリアーズがこの日と同じホークスを相手に、昨年5月4日の東地区準決勝第2戦でマークした25本。第4Qの残り1分17秒、カイル・コーバー(35歳)がこの日自身3本目の長距離砲をサク裂させてすべての試合を含めての記録にも並んだ。

 レブロン・ジェームズ(32歳)は3点シュートを10本中6本決めて38得点をマーク。13リバウンドと8アシストも記録してチームを引っ張った。カイリー・アービング(24歳)は5本の3点シュートなどでチーム最多の43得点をマーク。フリースローは10本すべて成功させた。

 ホークスは34勝27敗。ティム・ハーダウェイJR(24歳)が自己最多の36得点を挙げ、第4Qを42―29として追い込んだがあと一歩およばなかった。

 スパーズは敵地ニューオーリンズで延長の末にペリカンズを101―98(前半49―48、延長12―9)で振り切って6連勝で47勝13敗。リーグ全体首位のウォリアーズとのゲーム差は2・5となった。

 カワイ・レナード(25歳)は31得点をマーク。3点を追って迎えた第4Qの残り41秒にはペリカンズのジュルー・ホリデー(26歳)のボールをスティールしてダンクに持ち込み、これが延長にもつれこむキープレーになった。

 ペリカンズは24勝38敗。キングスから移籍のセンター、ディマーカス・カズンズ(26歳)は19得点と今季自己最多の23リバウンドを稼いだが、新天地では自身4戦全敗。同点を狙った延長最後の3点シュートも入らなかった。

 アンソニー・デービス(23歳)は29得点をマーク。第4Q残り59秒では4点、延長(5分)の序盤でも5点をリードしたが、スパーズの粘り強い攻めを防げなかった。

 東地区全体4位のラプターズは敵地ワシントンDCで同3位のウィザーズに114―106(前半62―53)で勝って37勝25敗。地元トロントで行われた1日の同一カードでは96―105で敗れたが、中一日での再戦ではリベンジを果たして両者のゲーム差はなくなった。

 デマー・デローザン(27歳)は32得点と13リバウンドをマーク。ベンチから出たガードのノーマン・パウエル(23歳)は今季自己最多の21得点を稼ぎ、故障で離脱中のカイル・ラウリー(30歳)の穴を埋めた。

 ウィザーズは36勝24敗。ジョン・ウォール(26歳)が30得点、ブラドリー・ビール(23歳)が27得点を挙げたものの、ベンチ勢のスコアでは14―44と大差をつけられた。

 サンダーのラッセル・ウエストブルック(28歳)は敵地フェニックスでのサンズ戦で48得点と17リバウンド、9アシストをマーク。4試合連続今季14回目の40得点超えを記録したが、チームは111―118(前半55―58)で敗れて35勝27敗となった。

 サンズは連勝で20勝42敗。ホームでは3連勝を飾り、このカードの連敗は6で阻止した。

 <その他の結果>

マーベリクス(25勝36敗)104―100グリズリーズ(36勝26敗)、ジャズ(38勝24敗)112―97ネッツ(10勝50敗)、76ers(23勝38敗)105―102ニックス(25勝37敗)、バックス(27勝33敗)112―101クリッパーズ(36勝25敗)、マジック(23勝39敗)110―99ヒート(28勝34敗)、セルティクス(40勝22敗)115―95レイカーズ(19勝43敗)

続きを表示

この記事のフォト

2017年3月4日のニュース