振分親方 初の審判委員「パニックになるほど緊張」

[ 2017年3月4日 05:30 ]

 現役時代は“角界のロボコップ”と呼ばれて人気を博した振分親方(元小結・高見盛)が、春場所で土俵下の審判委員を初めて務めることが3日、分かった。負傷で全休の陣幕親方(元幕内・富士乃真)の代役となる。振分親方は「今からパニックになるほど緊張している。先輩の親方に教えてもらいながら、一番一番をしっかりと見なければいけない」と抱負。代役は今場所だけとなる予定。

 審判委員は6つの一門から5人の親方が交代で務め、振分親方と陣幕親方は同じ高砂一門。物言いの際は土俵上で協議し、部長と副部長以外は幕下以下の取組で場内説明も担当する。

 また、振分親方はこの日、東関部屋の朝稽古を見学に来たWBO世界ミニマム級王者の高山勝成と食卓を囲み、交流を深めた。

続きを表示

2017年3月4日のニュース