ニックスのローズが“失踪状態” 練習参加も試合に姿見せず…

[ 2017年1月10日 15:06 ]

チームを離れペリカンズ戦を欠場したニックスのローズ(AP)
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 NBAニックスの主戦ガード、デリック・ローズ(28)が9日、地元ニューヨークで行われたペリカンズ戦に姿を見せず、周囲は騒然となった。ローズは午前中の練習(シュート・アラウンド)には参加。しかしその後はチーム関係者でさえ連絡が取れなくなり“失踪状態”となった。

 ジェフ・ホーナセク監督(53)は「本人から事情を聴くまでチームは何も発表しない」とコメント。ローズは6日のバックス戦、7日のペイサーズ戦でどちらも勝負どころの第4Qに出場していないが、指揮官は「この件については無関係」と語った。

 ローズはメンフィス大から2008年ドラフトの全体トップでブルズに指名されNBA入り。10年シーズンにはMVPにも輝いた。しかし度重なった脚の故障で成績が思うように残せなくなり、昨年6月末のドラフト直前にトレードでニックスに移籍していた。

 今季は37試合中33試合に出場し、平均得点はチーム3位の17・3。しかしニックスはここまで苦戦が続いており、“ローズ効果”が出ているとは言いがたい状況だった。

 ローズを欠いたニックスは代役のブランドン・ジェニングス(27)が20得点を稼いだものの、ペリカンズに96―110(前半51―60)で敗れて17勝21敗。第3Q終了時点で25点差をつけられ、借金は今季最多の「4」となった。

 ペリカンズは15勝24敗。アンソニー・デービス(23)が40得点と18リバウンドをマークしてチームを引っ張った。

 <その他の試合>

サンダー(23勝16敗)109―94ブルズ(19勝19敗)、ティンバーウルブス(12勝26敗)101―92マーベリクス(11勝27敗)

<11日のテレビ中継>

ウォリアーズ― ヒートWOWOWライブ 12時30〜

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