残り1秒 クレムゾン大 35シーズンぶり王座に 昨季のリベンジ果たす

[ 2017年1月10日 15:49 ]

残り1秒、決勝のTDパスを決めたクレムゾン大のQBワトソン(右)(AP)
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 全米大学フットボールの王座決定戦が9日にフロリダ州タンパで行われ、2年連続でアラバマ大とクレムゾン大が激突。試合は第4Qだけでリードしているチームが4度も入れ替わるというシーソーゲームとなった。

 しかしクレムゾン大は残り1秒、QBディショーン・ワトソン(3年)がWRハンター・レンフロー(2年)に2ヤードのTDパスを成功。35―31(前半7―14)で勝利を収めて35シーズンぶりに王座に就いた。現行システムでの全米制覇は初めてで、昨季の王座決定戦で40―45と敗れた宿敵にリベンジを果たした。

 AP通信のランクで2位、プレーオフ(4校選抜)では第3シードだったクレムゾン大は今季14勝1敗で全日程を終了。AP1位で第1シードだったアラバマ大(14勝1敗)はここ8年で6度目の全米王座獲得を目指していたがタイトルを逃し、通算連勝記録は「26」でストップした。

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