国際陸連 ドーピング問題のロシア組織再建状況 理事会で報告へ

[ 2016年11月30日 05:30 ]

 国際陸連は28日、国家ぐるみのドーピングで昨年11月に資格停止処分としたロシア陸連の組織再建に向けた進ちょく具合について、調査チームの責任者、ルネ・アンデシェン氏が今月30日と12月1日にモナコで開く理事会で報告すると明らかにした。

 6月の理事会では「時期尚早」としてロシア陸連の処分を解除せず、8月のリオデジャネイロ五輪に代表チームとして参加を認めないことを決めた。国際陸連はロシア陸連の人事刷新など組織改革に一定の評価を下した一方、国内の反ドーピング機関が再建され、世界反ドーピング機関(WADA)の国際基準を満たすには1年半から2年かかる見通しを示している。

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2016年11月30日のニュース