奥原希望、苦しみながら全日本ジュニア王者下す「東京五輪を見据えた大会」

[ 2016年11月30日 12:35 ]

全日本総合女子シングルス1回戦を突破した奥原希望
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 バドミントンの全日本総合選手権第2日は東京・代々木第2体育館で行われ、女子シングルス1回戦では前年覇者でリオデジャネイロ五輪銅メダルの奥原希望(21=日本ユニシス)が高橋明日香(17=福島・ふたば未来学園高2年)と対戦し、苦しみながらも2―1で初戦突破した。

 今月半ばの中国オープンでは右肩に違和感が出て途中棄権。この日も肩をかばって、極力フルショットを避けた。「試合の感覚や緊張感が久しぶりでフワフワした感じがした」となかなかリズムをつかめず、第1ゲームは22―20。第2ゲームでは19―14から、全日本ジュニア王者の反攻を許して20―22で落とした。それでも第3ゲームは21―13と意地を見せて「しっかり勝ちきってよかった。この大会が来年のスタート、東京五輪を見据えた大会になる」と力強く語った。

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2016年11月30日のニュース