賞金王目前の勇太　Ｖに意欲、谷原淡々　最終戦日本シリーズへ調整

優勝トロフィーを前に健闘を誓う、賞金ランキング１位の池田勇太（左）と２位の谷原秀人
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　男子ゴルフの今季最終戦、日本シリーズＪＴカップ開幕前日の３０日、ともに初の賞金王を目指す賞金ランキング１位の池田勇太と同２位の谷原秀人、昨年優勝の石川遼らが会場となる東京よみうりＣＣでプロアマ戦に出場し最終調整した。

　池田は前週のカシオ・ワールドオープンを制し、谷原との差を約３０７７万円に広げた。今大会は谷原が優勝で４千万円を加算しても、単独３位になれば自力でタイトル獲得を決められる。優位な立場だが「優勝してシーズンを終わることしか考えていない。それ以上のことはない」と今季４勝目へ強い意欲を示した。

　谷原は逆転で賞金王になるには厳しい条件だが「はっきりしていていいんじゃないか。集中してやるだけ」と淡々と話す。この大会は過去３位が最高でコースには「あまりいいイメージはない」と言うものの「状態はそんなに悪くない。グリーン上が勝負になる」とポイントを挙げた。

　今大会は今季ツアー優勝者や賞金ランキング上位選手など３０人が４日間、予選落ちなしで争う。