反ドーピング態勢強化法案 骨子案を示す スポーツ議員連盟

[ 2016年11月30日 05:30 ]

 ラグビーの2019年W杯日本大会と20年東京五輪・パラリンピックに向け、国内の反ドーピング態勢を強化するための法整備を検討する超党派のスポーツ議員連盟による第1回作業部会が都内で開かれ、法案の骨子案が示された。

 事務局長の馳浩前文部科学相は「目標は超党派で来年の通常国会で仕上げること」と話した。骨子案では、検査施設の整備などに費用がかかることが予想されることから、政府による財政措置の必要性に触れた。基本的施策として、人材の育成や確保のための教育や研修の実施や、関係機関が情報共有するための協定締結の促進などを挙げた。今後、さらに議論を重ねる。

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2016年11月30日のニュース