小平 自己最高タイ62 91位→5位に急浮上!

[ 2016年10月23日 05:30 ]

男子ゴルフツアー・ブリヂストン・オープン第2日 ( 2016年10月21日    千葉県千葉市・袖ケ浦カンツリークラブ袖ケ浦コース=7119ヤード、パー71 )

<ブリジストンオープン3日目>6番、ティーショットを放つ小平
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 42位からスタートした小平智(27=Admiral)が、4連続を含む9バーディー、ノーボギーと自己ベストに並ぶ62をマーク。通算10アンダーの203とし、首位と3打差の5位と一気に優勝圏内に突入した。トップは通算13アンダーの高山忠洋(38=スターツ)。2日目首位の谷原秀人(37=国際スポーツ振興協会)は71と伸ばせず2打差の3位に後退した。

 初日は75を叩き91位と大きく出遅れた小平が、2日目66、そしてこの日は62と大きくジャンプアップだ。13番からの4連続バーディーを含む実に9バーディーの荒稼ぎ。「ティーショット、第2打とも良すぎてアプローチはなし」と上機嫌だった。

 好スコアの要因に「コースマネジメント」を挙げる。ドライビング部門の飛距離では平均288ヤードで16位だが、フェアウエーキープ率を加えたトータルドライビングポイントはツアートップ。距離が短く、林にしっかりとセパレートされた袖ケ浦コース攻略のために「昨年はクラブに迷うと気分でつい1Wを手にしていたが、今年はしっかりと決めて使う」と、パー3を除く全14ホール中、1Wの使用は7ホールに抑えている。

 今季まだ優勝はないが、2週前のツアーワールドカップ8位、前週の日本オープンも6位と調子は上向き。ツアーでは01年のダイヤモンドカップで伊沢利光が初日116位から大逆転優勝を記録しているが「調子はいいし、パットがかみ合えば上に行ける」ときっぱり。初日91位から史上4番目となる90人抜きの逆転優勝に向け諦めてはいない。

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2016年10月23日のニュース