小平奈緒 国内最高で500メートル制覇 2大会連続7度目優勝

[ 2016年10月23日 05:30 ]

スピードスケート全日本距離別選手権 ( 2016年10月22日    長野市エムウエーブ )

女子500メートルで優勝した小平奈緒(中央)。左は2位の神谷衣理那、右は3位の辻麻希
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 スピードスケートのW杯前半戦の代表選考を兼ねた全日本距離別選手権が長野市エムウエーブで行われ、女子500メートルはエースの小平奈緒(相沢病院)が37秒75をマーク。自身が持つ国内最高記録を0秒12塗り替えて2大会連続7度目の優勝を飾った。

 中盤のストレートでスピードに乗った30歳は今季国内開幕戦を好タイムで制して力強くガッツポーズ。「W杯につながるレースだった」と手応えをつかんだ。

 オランダ留学を終えて3季ぶりに国内に拠点を移した。食事面で苦労した分、帰国後はより気を使うようになり体質改善された。そして、世界トップクラスの練習環境でもまれて技術力も向上。五輪プレシーズンで幸先よいスタートを切ったが「修正できる部分、まだまだたくさんある」と満足せず。さらなる向上に目を向けた。

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2016年10月23日のニュース