米大学アメフト 選手が審判殴る暴挙!地元警察が逮捕に踏み切る

[ 2016年9月12日 12:39 ]

フィールドに映る選手の影 (AP)

 米国のスポーツ専門局ESPNは11日、大学アメリカンフットボールの試合中に審判を殴った選手が逮捕されたと報じた。

 選手が審判に手を上げるというあってはならない事件は10日、カリフォルニア州で行われたコミュニティーカレッジでの試合で起こった。マウント・サンアントニオ大の1年生オフェンスラインマン(OL)は試合中に相手選手と口論を開始。これを審判が止めに入り、チームメートもこれに加わった。

 しかし、その怒りはなかなか収まらない。矛先は体について離れない審判へと向かい、何と顔面を右手で殴る暴挙に至ってしまった。身長1メートル85、体重122キロから繰り出されたパンチをまともに食らった審判はその場に崩れて仰向けに。相手コーチがこの審判の様子をうかがうと、少し意識がもうろうとしていたという。

 当然、1年生OLは退場。さらに暴行罪の疑いがあると判断した地元警察は逮捕に踏み切った。その後、11日の朝に釈放されたそうだが、この一件で選手としてのキャリアは終ってしまったと言ってよいだろう。カリフォルニア州コミュニティーカレッジ体育協会の規定では、選手の審判への暴力は5年間の出場停止処分が科されるからだ。

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2016年9月12日のニュース