バブリンカ、全米初制覇!ジョコに逆転勝ち 錦織撃破勢いのまま…

[ 2016年9月12日 09:17 ]

ポイントを奪い雄たけびをあげるバブリンカ(AP)

 テニスの全米オープンは11日(日本時間12日)、ニューヨークのビリー・ジーン・キング・ナショナル・テニスセンターで男子シングルス決勝が行われ、第3シードのスタン・バブリンカ(31=スイス)が第1シードのノバク・ジョコビッチ(29=セルビア)を6―7、6―4、7―5、6―3と逆転で下し、大会初優勝を決めた。

 準決勝で錦織圭(26=日清食品)を逆転で下し、自身大会初の決勝に駒を進めたバブリンカ。ここまで23度対戦し、4勝19敗と分の悪かったジョコビッチに対してもその勢いを見せつけた。

 第1セットはタイブレークの末に落としたが、第2セットを奪ってタイに戻すと、第3セットも第2ゲームで先にブレーク。第5ゲームでブレークバックを許したが、ゲームカウント6-5で迎えた第12ゲーム。長いラリーを制すと、ジョコビッチのミスも手伝ってブレークに成功。このセットもものにして2セットアップとした。

 第4セットは、第2ゲーム途中からジョコビッチが足を引きずり始めるなどアクシデントに見舞われる中、バブリンカがこのゲームを確実にブレーク。第4ゲーム終了後にジョコビッチの足の治療のためメディカルタイムアウトに入ったが、直後の第5ゲームもデュースの応酬の末にキープするなど、流れを渡すことなく押し切り、歓喜の瞬間を迎えた。

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