加藤 兼任監督就任で記者会見「チームの柱として頑張る」

[ 2016年6月15日 17:08 ]

 スピードスケートの2010年バンクーバー冬季五輪男子500メートル銅メダリストで、所属する日本電産サンキョーの選手兼任監督に就任した加藤条治が15日、長野県下諏訪町の同社で記者会見し「監督をやると決意したからにはしっかりチームをまとめて、自分自身のこともおろそかにならないように、チームの柱として頑張りたい」と意気込みを語った。

 1998年から監督を務めた今村俊明氏から5月に就任を打診されたという。31歳の加藤は当初、両立への不安もあったというが「自分がこのチームを強くするぞという気持ちにシフトした。視野が広がることで(自分の)練習の幅も広がる」と話した。

 1000メートルの五輪金メダリスト、シャニー・デービス(米国)にも選手兼コーチとして技術指導を仰ぐ異例の体制。加藤は18年平昌五輪ではチームとして金を含む複数のメダルを目標に掲げた。

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