杉田 2日がかりの試合制し2回戦進出「大きな勝利」

[ 2016年6月15日 05:30 ]

 男子テニスのゲリー・ウェバー・オープンは14日、ドイツのハレで行われ、シングルス1回戦で世界ランキング102位の杉田祐一(三菱電機)は7―6、2―6、6―3で同63位のテーラー・フリッツ(米国)に競り勝ち、2回戦に進んだ。試合は13日に雨で中断となった第1セット6―6で迎えたタイブレークの途中から再開された。

 27歳の杉田は勝利が決まると雄叫びを上げた。13日に第1セットのタイブレークの途中で中断。この日も降雨の影響で再開が遅れるなど、集中力を保つのが難しい条件だったが、18歳のフリッツを粘り強いストロークで退けた。「しんどかったけど、気持ちを調整できた」と喜んだ。ツアーの格付けが低い大会では勝ったことがあるが、今大会のようなレベルでは自身初白星。「これ以上ないくらいうれしい。大きな勝利」と感激していた。

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2016年6月15日のニュース