大石&原田 68で女子個人首位!団体は男女とも埼玉栄がトップ

[ 2016年6月15日 05:30 ]

スコア68を出した拓大紅陵の大石

スポニチ主催平成28年度関東高校ゴルフ選手権決勝大会(男子団体、女子個人、女子団体の部)第1日

(6月14日 長野県軽井沢町 軽井沢72ゴルフ東コース 男子=6879ヤード、パー71、女子=6390ヤード、パー72)
 女子個人は大石彩未(千葉・拓大紅陵3年)と原田葵(茨城・日本ウェルネス2年)が4アンダーの68でトップを分け、昨年14歳で全米オープンに出場した山口すず夏(東京・共立女二1年)ら6人が1打差の3位につけた。上位3選手の合計スコアで争う団体戦は男女とも埼玉栄がトップに立った。最終日も個人、団体とも18ホールで争われ、女子個人はシード選手を除く上位27人が8月の全国大会(山口・宇部72CC)に進出する。

 女子個人で原田と並びトップに立ったのが大石だ。パー34の前半を33と1つ伸ばして折り返すと、後半は4バーディーを奪うなど35で68をマーク。「パープレーが目標だったのでいいスコアと思います。でも、もう少し伸ばせたかも」と笑顔を見せた。小学3年でゴルフを開始。現在、身長は1メートル57ながら1Wの平均飛距離は260ヤードを誇り、将来はプロを目指している。昨年12月の関東大会では20位に入っており、「明日も今日と同じスコアで回りたい」と初優勝へ意欲を見せた。

 ≪山口1打差3位≫山口が1打差3位と好スタートを切った。神奈川・鵜野森中3年の昨年、最年少14歳で全米オープンに出場し話題を呼んだが、共立女二に進学した今季も、国内女子ツアーのTポイント・レディースなど3試合でローアマに輝くなど力をつけている。高校生として初の関東大会で69発進。334ヤードの16番では「ドライバーショットが良くて第2打が楽だった」と残り40ヤードまで飛ばした。最終日は「ボギーを打たずに優勝できれば」と逆転を狙うが「個人より団体戦で予選を通りたい」とチームとして初の全国大会にも力が入っていた。

 ≪男子団体 坂本&植木69で埼玉栄がトップ≫坂本、植木がそろって69をマークした埼玉栄が開志国際(新潟)に3打差をつけリードした。エース格の坂本は「あまり調子は良くないんですが、何とかまとめられました」とホッとした表情。前半37と苦しんだ植木も後半は「距離も合ってきた」と4連続を含む5バーディーで巻き返した。坂本は昨年12月の関東大会で優勝、6月の埼玉大会では個人、団体優勝を果たし「高校最後の年なので、個人、団体とも勝ちたい」と全国でのダブルタイトルを狙っている。

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