愛 リオ前ラスト日本での大会「1試合目から決勝のつもり」

[ 2016年6月15日 05:30 ]

荻村杯に向け調整する福原愛

 卓球のワールドツアー・荻村杯ジャパン・オープンは15日、東京体育館で開幕する。女子で世界ランク7位の福原愛(27=ANA)らが13日、会場での練習後に会見。世界トップ10のうち9人が出場するハイレベルな大会を前に、「1試合目から決勝のつもりで臨みたい」と気合を入れた。

 4度目の夢舞台となるリオデジャネイロ五輪の開幕まで2カ月を切り、今大会は日本での最後の試合。「いつもの試合より、さらにいい成績を出したいという気持ちで臨む。高い緊張感の中でどれだけ思い切ってプレーができるか」。勝つことはもちろん重要だが、「周りの人にも安心してもらえるようなプレーがしたい」と誓った。

 ややレベルが落ちる5月末のクロアチア・オープンは8強。今月上旬のスロベニア・オープンは4強止まり。リオ五輪のシード争いで、今大会と韓国オープン(22日開幕、仁川)は大きな意味を持つ。「強い選手ばかりなので、一戦一戦頑張っていきたい」。自国開催の大舞台で進撃し、リオへつなげる。

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2016年6月15日のニュース