精根尽き果てたA・マリー「信じられないほど厳しい1回戦になった」

[ 2016年5月24日 22:52 ]

テニス全仏オープン第3日

(5月24日 パリ・ローランギャロス)
 29歳のA・マリーは2日がかりで3時間41分に及んだフルセットの戦いで逆転勝ちし、精根尽き果てた様子だった。37歳のステパネクに円熟味あふれるプレーで追い詰められ「年齢を感じさせない彼の闘争心には脱帽だ。信じられないほど厳しい1回戦になった」と胸をなで下ろした。

 前日の日没順延から再開された第4セットを奪い、最終セットは一進一退の展開。派手なガッツポーズで観客を沸かせた相手に「リズムを乱された」と苦しめられたが、大事な場面で計14本のサービスエースを決めて踏みとどまった。最後は健闘をたたえ合い「あの年齢で自分が戦える自信はない」と苦笑いした。(共同)

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2016年5月24日のニュース