37度目優勝から一夜…白鵬、全勝Vは「超、気持ちいいです」

[ 2016年5月24日 05:30 ]

ご機嫌でポーズをとる白鵬

 大相撲夏場所で2場所連続37度目の優勝を飾った横綱・白鵬(31=宮城野部屋)が、千秋楽から一夜明けた23日に都内で会見。自身の最多記録を更新する12度目の全勝優勝について「超、気持ちいいです」と競泳・北島康介氏の名言で喜びを表現した。

 会見では3日目までに右足親指を痛めていたことを明かし「3日目の朝は痛くて歩けなかった。それで(立ち合いは)両足でポンと立つというか。前から勉強していて、それが生きた」という。

 さらに綱獲りが失敗に終わった大関・稀勢の里にも言及。昇進への助言として「何かちょっとしたこと。日頃の行い。(稀勢の里は)本気で戦っていないんじゃないかな」と土俵外の行いに注文を付けた。7月31日にはモンゴルでアマ相撲世界選手権が開かれることにも触れ「目標を達成して、世界の相撲ファンにその姿を見せたい」とあと13勝に迫っている史上3人目の通算1000勝にも意欲を示した。

続きを表示

2016年5月24日のニュース