優作3位で全米オープン初切符!肩「水平」意識しバーディー量産

[ 2016年5月24日 05:30 ]

全米オープンの出場権を獲得した(左から)宮里優、谷口、池田、谷原

全米オープン日本地区最終予選会

(5月23日 兵庫県三木市 東広野ゴルフ倶楽部=7053ヤード、パー71)
 出場4枠を懸けて36ホールのストロークプレーで争われ、宮里優作(35=フリー)が71、65で回り、通算6アンダーの3位に入り、初の全米オープン出場を決めた。池田勇太(30=日清食品)は6年ぶり2度目の出場。谷口徹(48=フリー)、谷原秀人(37=国際スポーツ振興協会)と合わせ4人が6月16日開幕の全米オープン(米ペンシルベニア州オークモントCC)の切符を獲得した。

 宮里優が逆転でメジャー切符を手にした。第1ラウンドは2回も池に入れるほどショットが不安定でパープレー。右肩が下がっていたためで、第2ラウンドから肩を水平に動かすことを意識した。するとボギーなしで6バーディーも量産。「パットが良かったからいろいろ試しながらやろうと思ったらうまくはまってくれた」と修正能力の高さで息を吹き返した。

 連戦で疲れはあったが日頃から、メジャーリーガーのイチローの元トレーナーである森本貴義氏の下でトレーニング。アップダウンが激しく、暑さも厳しかった前週に続いての36ホールも、「途中からランナーズハイの状態になって、ふくらはぎの張りも取れた」と元気なところを見せつけた。

 既に出場権のある全英オープンに続いてのメジャー出場。「全米はいろいろ試される。体調を万全にして臨みたい」。初体験の最高峰の舞台を心待ちにしていた。

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2016年5月24日のニュース