白鵬、史上最多更新37度目V 稀勢連敗で千秋楽待たず決着

[ 2016年5月21日 17:54 ]

<夏場所14日目>激しい相撲の末、日馬富士を寄り切った白鵬

大相撲夏場所14日目

(5月21日 両国国技館)
 大相撲夏場所14日目は21日、両国国技館で行われ、ただ一人全勝の白鵬が日馬富士との横綱対決を制し14連勝。13日目に白鵬との全勝対決に敗れて1敗に後退していた大関稀勢の里が横綱鶴竜に敗れたため、千秋楽を待つことなく白鵬の2場所連続37度目の優勝が決まった。

 結びの1番前の取り組みで、大熱戦の末に日馬富士を寄り切り全勝を守った白鵬。直後の結びの一番で、1敗の稀勢の里が鶴竜に勝てば優勝争いは千秋楽へ持ち越されたが、稀勢の里が敗れて2敗となり、白鵬が自身の持つ史上最多記録を更新する37度目の優勝を決めた。

 白鵬は千秋楽での鶴竜との対戦で、12回目の全勝優勝を狙う。

続きを表示

この記事のフォト

2016年5月21日のニュース