白鵬左膝OK戦闘モード 場所前初の出稽古手応え

[ 2016年5月3日 05:30 ]

出稽古先の友綱部屋で集合写真を撮る白鵬(上段中央)ら

 大相撲夏場所(8日初日、両国国技館)で2場所連続37度目の優勝を狙う横綱・白鵬が2日、場所前初めてとなる出稽古を東京都墨田区の友綱部屋で行った。昨年9月の秋場所で痛めた左膝に違和感が生じていたため先月25日の番付発表後も実戦稽古を控えていたが「(痛みが)落ち着いてきた」と十両・旭日松ら4人と計14番取って13勝。同じく出稽古に来た体重200キロ弱の幕下・飛翔富士(東関部屋)を指名し、あえて“重量級”の寄りをこらえるなど「重さを感じながらね」と手応えをつかんでいた。

 前日(1日)は稽古後に子供3人を連れて東京・お台場に出向き、エンターテインメント集団「シルク・ドゥ・ソレイユ」の最新作「トーテム」を観覧。ゴールデンウイークの家族サービスもこなし「いいパパをしたね。あとは本場所だけ」と戦闘モードに入っていた。

続きを表示

2016年5月3日のニュース