サンウルブズ帰国 海外4連戦で全敗も堀江主将「今が耐える時期」

[ 2016年4月18日 00:24 ]

4連戦の海外遠征を終え、羽田空港に帰国したサンウルブズの堀江翔太主将

 スーパーラグビー(SR)のサンウルブズが18日深夜、4連戦の海外遠征を終えて羽田空港に帰国した。

 シンガポールで1試合、南アフリカで3試合を戦った今回の遠征では小差の惜敗もあったが、16日のチーターズ戦(ブルームフォンテーン)では17-92の記録的大敗を喫するなど、結局4連敗。開幕からも7連敗と未だ初勝利が遠いが、フッカーの堀江翔太主将(パナソニック)は「選手には耐える時期が必ず来ると言った。今が耐える時期。これで終わりじゃないので」と努めて明るく話し、5試合ぶりの国内試合となる23日のジャガーズ戦(秩父宮)に目を向けた。

 今回の遠征でもっとも苦労したことには「やっぱり食事ですかね」。約3週間滞在した南アフリカの宿舎ホテルでは一切日本食が出ず、海外経験豊富な堀江も「一度お腹を壊した。他にも壊した選手がいた」という。

 サンウルブズはシーズン最後の2戦も南アフリカ遠征で、チームスタッフを通じて改善を要望するつもり。レトルトの白米や炊飯器を持参することも検討しており、報道陣から「たこ焼き器を持って行っては?」と提案されると、大阪出身者らしく「それ、いいですね。メモしておきます」と応じた。

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2016年4月18日のニュース