通算500試合出場の葛西“ラブパワー”で「600目指す」

[ 2016年3月17日 20:28 ]

葛西紀明

 ノルディックスキーのW杯ジャンプ男子は17日、スロベニアのプラニツァで個人第27戦(HS225メートル、K点200メートル)が行われ、43歳9カ月11日の“レジェンド”葛西紀明(土屋ホーム)がW杯個人で史上初となる通算500試合出場を達成。合計397・9点で6位に入った。

 主催者の計らいでゼッケン「500」番を付けて臨んだ葛西は試合後、葛西は「信じられない数字。朝から早く起きて興奮していました。伝説をつくることができて本当にうれしく思います」と声を弾ませた。

 通算17勝、表彰台は61回。最年長優勝、最年長表彰台のW杯記録も保持している。43歳になっても衰えを知らない男は「奥さんの力もあったし、娘が生まれて“ラブパワー”を力に頑張ってこれた。これからも諦めずに600を目指していきたし、五輪や世界選手権でも金メダルを獲りたい」と意欲的だった。

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2016年3月17日のニュース