錦織 粘りのテニスで逆転8強 ナダルと準々決勝「タフな試合に」

[ 2016年3月17日 12:59 ]

男子シングルス4回戦でリターンする錦織圭=インディアンウェルズ(共同)

 テニスのBNPパリバ・オープンは16日(日本時間17日)、米カリフォルニア州インディアンウェルズで行われ、世界ランキング6位で第5シードの錦織圭(26=日清食品)は男子シングルス4回戦で世界11位のジョン・イスナー(30=米国)と対戦。第1セットを落とすも2セット連続でタイブレークを制し、逆転勝ちでベスト8進出を決めた。

 「出だしが悪かった」と振り返った第1セット。2メートル8の長身を誇るイスナーの強力なサーブに苦戦し、自身のサービスゲームでもミスが目立って1―6と圧倒された。

 だが「なるべくストロークで無理しすぎないように。ミスしないように」と2セット目以降は修正。粘り強くキープを続け、第2セット、最終セットと2セット連続でタイブレークに持ち込んだ。「2セット目を取れて自信も付いてきて、打っていけるようになった。タイブレークを2つ取れたのは良かった」と手応えを感じていた。

 18日(日本時間19日)に行われる準々決勝では、世界ランキング5位で第4シードのラファエル・ナダル(29=スペイン)と対戦する。「彼の好きなコンディョンの中で、タフな試合になると思う」と予想したが、「徐々にリズムも掴み始めているので楽しみ」と語った。

続きを表示

2016年3月17日のニュース