世界記録保持者の鈴木 リオ絶望 調整遅れ…最終選考会欠場

[ 2016年3月17日 05:30 ]

リオ五輪代表選考会欠場を発表した競歩・鈴木

 日本陸連は男子20キロ競歩で世界記録保持者の鈴木雄介(富士通)が、リオデジャネイロ五輪代表最終選考会を兼ねた全日本競歩能美大会(20日、石川県能美市)を欠場すると発表した。

 股関節痛による調整遅れのためで2大会連続の五輪出場はならなかった。28歳の鈴木は昨年のこの大会で1時間16分36秒の世界新記録をマークした。だが、股関節を痛め、昨夏の世界選手権(北京)では途中棄権。その後も回復が進まず、代表選考会の2月の日本選手権20キロ競歩(神戸)を欠場し、リオ五輪出場を断念する方針を示した。全日本能美は一転、エントリーしたが、出場にはこぎつけられなかった。

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2016年3月17日のニュース