柔道は公開リオ代表選考会議 透明化が目的「“ど真剣”」強調

[ 2016年3月17日 05:30 ]

五輪代表を選ぶ強化委員会の公開を発表した山下副会長

 全日本柔道連盟の山下泰裕副会長(58)は16日、都内で会見を行い、リオ五輪代表を選ぶ強化委員会を公開で行うと発表した。代表選考の透明化を目的に、全日本選抜体重別選手権(4月2~3日、福岡国際センター)など3大会後の選考会議全てを報道陣に公開する。

 国際大会の実績も加味されるのが柔道の代表選考。山下副会長が「当確に近い選手が何人かいる」と言うように、ほぼ決着している階級も多い。これまで最終選考会の優勝者と代表選手が食い違って批判を受けることもあり、「どれだけ“ど真剣”に選んでいるか」を強調する意図もある。山下副会長は将来的な代表の決定時期についても言及し、突出した選手がいる階級については前倒しも可能性に含め、4年後の東京五輪に向けた「検討課題」とした。

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2016年3月17日のニュース