さくらジャパンに“援軍”1800万円高級兵器導入

[ 2016年3月15日 06:45 ]

 ホッケー女子日本代表のさくらジャパンが超高級兵器を導入した。

 都内でリオ五輪に向けた強化計画を発表。フィジカル強化を大きなテーマに掲げる永井祐司監督は、2月の韓国との親善試合で、走行データや心拍数などが分かるGPSパフォーマンス計測システムを使い始めたことを明かした。ホッケーでは試合中にも着用でき、リアルタイムで数値を確認して交代の判断を下す材料にも用いられる。

 中川未由希主将も「数字は分かりやすい」と歓迎。今回はアディダス社から一時的に無償貸与されたもので、継続的に使える保証はない。「30人分が1セットで1800万円」と超高額なだけに、代表チームで購入する予算はもちろんない。「世界トップ10で(計測システムを)持ってないのはうちぐらい」と永井監督。悲願のメダル獲得にはハード面のサポートも欠かせない。

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2016年3月15日のニュース