ウォリアーズ快勝、最速60勝到達　カリーは誕生日祝う27得点

[ 2016年3月15日 17:43 ]

　ＮＢＡは１４日に各地で９試合を行い、ウォリアーズは地元オークランドでペリカンズを１２５―１０７（前半５９―５０）で下して５連勝。ホームでは今季３１戦全勝となり、リーグ記録となっているホーム連勝記録を４９に伸ばした。

　この日が誕生日だったステファン・カリー（２８）は３点シュート４本などで２７得点。“バースデー・ゲーム”では通算２勝２敗となった。またセンターのアンドリュー・ボーガット（３１）も今季初めて３点シュートを成功。バックス時代を含め、通算６３２試合で３本目の“長距離砲”を決めた。

　なお６６戦目での６０勝到達は、ブルズが９５年シーズンに樹立した年間最高成績（７２勝１０敗）のペースを１試合上回っている。

　ペリカンズは２４勝４２敗。アンソニー・デービス（２３）が２２得点１２リバウンドを挙げたものの後半で点差は広がった。

　ホーネッツは地元シャーロットでマーベリクスに９６―１０７（前半３３―５２）で敗れて３７勝２９敗。ケンバ・ウォーカー（２５）が２５得点９アシスト、ニコラス・バトゥーム（２７）は２０得点を稼いだものの、連勝は７でストップして東地区全体の順位を５位から６位に下げた。

　マーベリクスは連敗を５で阻止して３４勝３３敗。チャンドラー・パーソンズ（２７）が２４得点９リバウンド、ダーク・ノビツキー（３７）は２３得点１１リバウンドをマークして敵地で貴重な白星をもぎとった。

　サンダーのラッセル・ウエストブルック（２７）は地元オクラホマシティーでのトレイルブレイザーズ戦で１７得点１０リバウンド１６アシストをマーク。今季１２回目（通算３１回目）ののトリプルダブルを達成して１２８―９４（前半６６―４２）での勝利に貢献した。

　トレイルブレイザーズは３５勝３３敗。ダミアン・リラード（２５）は２１得点を記録したが、チームはここ７戦で５敗目を喫した。

　ジャズは地元ソルトレイクシティーで東地区全体１位のキャバリアーズを９４―８５（前半４８―４４）で退けて３連勝で３２勝３５敗。チーム１位の平均２０・１得点を挙げていたゴードン・ヘイワード（２５）が右足の故障で今季初めて欠場したが、ロドニー・フッド（２３）が２８得点、ホークスからトレードで移籍してきたシェルビン・マック（２５）が１７得点１０アシストを稼いでヘイワードの穴を埋めた。

　キャバリアーズの連勝は３で止まって４７勝１９敗。レブロン・ジェームズ（３１）は２３得点１２リバウンドをマークしたものの、チームは勝負どころの第４Ｑで１９―２８と精彩を欠いた。

　ブルズは敵地トロントで東地区全体２位のラプターズを１０９―１０７（前半５８―５２）で退けて３３勝３２敗。ベンチから出たダグ・マクダーモット（２４）が２９得点をたたきだし、このカードでは９連勝を飾った。

　東地区全体２位のラプターズは４４勝２１敗。カイル・ラウリー（２９）は３３得点１１リバウンドを稼いだが、ブルズには今季４戦全敗となって２季連続の“スイープ”を喫した。

　＜その他の結果＞ヒート（３９勝２８敗）１２４―１１９ナゲッツ（２８勝３９敗）、ロケッツ（３４勝３３敗）１３０―８１グリズリーズ（３９勝２８敗）、ウィザーズ（３１勝３５敗）１２４―８１ピストンズ（３４勝３３敗）、サンズ（１８勝４９敗）１０７―１０ティンバーウルブス（２１勝４６敗）