64歳・加藤、最年長Vにうれし涙「まだまだ現役続ける」

[ 2015年12月21日 05:30 ]

64歳で優勝、女子最年長優勝記録を更新した加藤

 ボウリングの第38回JLBCクイーンズオープンプリンスカップ最終日(スポニチ後援)は20日、品川プリンスホテルボウリングセンターで96人による決勝トーナメントが行われ、決勝は加藤八千代(64=フリー)が望月理江(33=ラウンドワン)を下して通算15勝目を挙げ、優勝賞金160万円を獲得した。

 ベテランは強かった。接戦を制した加藤は涙をこぼしながら「とてもうれしい」と喜びを爆発させた。決勝は30歳以上年下の望月とのマッチアップ。お互いに一歩も譲らない投球が続いたが、ベテランならではの安定感あふれるプレーが光った。3年前の大会チャンピオンながら、「その後は全然良くなかった。もう一度こういうステージに上がりたいと思っていた」と。夫のプロボウラー、貞松保行の支えもあり、復活した。64歳84日での優勝は女子トーナメントにおける最年長優勝記録。「まだまだ現役を続けていきます」と力強く宣言した。

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2015年12月21日のニュース