阿武咲“巡業MVP”アピール!「一番一番全力でした」

[ 2015年10月12日 05:30 ]

ぶつかり稽古で稀勢の里(左)に胸を出してもらう阿武咲

 大相撲の秋巡業は山梨県甲府市で行われ、関取最年少の十両・阿武咲(おうのしょう=19)が“巡業MVP”に猛アピールした。幕内による申し合いに積極果敢に参加すると大関・稀勢の里から6番連続で指名され、力強く押し出す場面も。ぶつかり稽古でも稀勢の里に7分間胸を出してもらい汗を流した。

 阿武咲は「手を抜くと失礼なので一番一番全力でした」と振り返り、稀勢の里も「ガンガン来たからいいですね。いいおっつけもありますし、その部分をどんどん鍛えた方がいい」と期待した。

 力士会の提案により、巡業の朝稽古で目立った力士に賞金が出されることが判明。尾車巡業部長(元大関・琴風)も「生きがいいのが一人目いっぱい稽古してると活気がある。間違いなく(上位に)上がってくる」と評価した。

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2015年10月12日のニュース