瀬戸が水中練習再開、両かかと手術から順調も「体フワフワ」

[ 2015年10月12日 17:44 ]

 世界選手権で金メダルを獲得した競泳の瀬戸大也(21=JSS毛呂山)が12日、都内で行われた水泳教室に参加し、先月30日から水中練習を再開したことを明かした。「(2週間ぶりの泳ぎは)体がフワフワして久しぶりの感覚。足の筋力を戻していかないと。全体的に(体が)大きい感じになっている」と万全な状態になるまでは時間が掛かる様子だ。

 瀬戸は同月15日に両かかとの「三角骨」と呼ばれる余分な骨の除去手術を行い2日間入院。先週も病院で状態をチェックし「主治医から想定内と言われた」と順調に回復していることを確認した。現在は「無理しない程度」に上半身中心の泳ぎで体を絞っており「キックはできるけど腫れは治まっていない」という。

 28日開幕のW杯(東京辰巳国際水泳場)の出場を予定も「(W杯で)泳ぎたいけれど、いまの足の感じだと、手術もしたので予選落ちもしたくないし」と慎重な姿勢。そして、「(完治を)長引かせたくない。(世界選手権金メダルでの)五輪内定は大きな意味を持っている」とうなずいた。

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2015年10月12日のニュース