「リオ切符が目標」寺本明日香ら世界体操へ出発、新体操に刺激

[ 2015年10月12日 11:51 ]

英国への出発を前に、ガッツポーズする寺本明日香(中央)ら体操の日本女子代表

 23日に開幕する体操の世界選手権でリオデジャネイロ五輪団体総合出場権を狙う日本女子代表が12日、羽田空港から開催地となる英国のグラスゴーへ出発した。唯一、五輪出場の経験があるエースの寺本明日香(中京大)は「リオの切符を獲得することが目標。新体操も出場を決めたので、次は私たちの番という気持ち」と意欲を口にした。

 予選で8位以内に入れば、3大会連続での五輪出場が決まる。寺本とともに主将を務める笹田夏実(日体大)は「美しく演技する日本の持ち味を出したい」と意気込み、右膝痛で調整が遅れていた初代表の杉原愛子(大阪・梅花高)は「状態は良くなっている。ミスなく楽しく演技したい」と明るい表情で話した。

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2015年10月12日のニュース