新五輪エンブレム選考委、15~20人で28日発足目指す

[ 2015年9月17日 21:31 ]

 2020年東京五輪・パラリンピックのシンボルマークとなる公式エンブレムが白紙撤回となった問題で、新しいデザイン決定に向けて大会組織委員会が設置する「エンブレム委員会」(仮称)が15人から20人程度で構成されることが17日、関係者の話で分かった。18日に初会合を開く「準備会」が委員の選定を進め、28日の発足を目指す。

 エンブレム委は応募資格や選考基準の策定、新デザインの選考を担う。佐野研二郎氏の作品に決まった前回は、8人の審査委員全員をデザイン界から選んだことが批判されたため、文化だけでなくスポーツ、経済など各界の識者がメンバーとなる見通し。

 前回は審査委員を組織委が決めた。今回は選考過程の透明性を高めるために、宮田亮平東京芸術大学長が座長を務める準備会がエンブレム委の人選を行う。

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2015年9月17日のニュース