萩野 “ケガの功名”下半身強化「いい効果出てると思う」

[ 2015年9月17日 05:30 ]

上月スポーツ賞を受賞し報道陣の質問に答える萩野

 上月財団により、国際大会などで好成績を残した選手に賞金が贈られる2015年度「上月スポーツ賞」表彰式が都内で行われ、右肘を痛めている競泳の萩野公介(21=東洋大)は「長い距離をずっと泳ぐのは無理だけど、皆さんが思っている以上に泳げている」と順調な回復ぶりを明かした。ケガをしたことで以前より下半身を強化。「平泳ぎが苦手なので、お尻を使ったトレーニングができていて、いい効果が出ていると思う」と笑顔を見せた。

 体操の世界選手権の男子個人総合で5連覇を達成した内村航平(コナミスポーツク)も表彰され、全快をアピール。左肩痛で7月のアジア選手権を欠場したが「もう痛くないです」と笑みを浮かべた。20日の全日本シニア選手権(福井)で復帰し、10月23日開幕の世界選手権(英グラスゴー)に臨む。世界選手権では団体総合の37年ぶり金メダル奪回にも闘志を燃やし「一致団結していい演技ができれば、結果はついてくる」と自信を見せた。

続きを表示

この記事のフォト

2015年9月17日のニュース