クルム伊達、2回戦敗退も「悪くない試合だった」

[ 2015年9月17日 05:30 ]

シングルス2回戦で敗れたクルム伊達

 テニスのジャパン女子オープン第3日は16日に東京・有明テニスの森公園で行われ、シングルス2回戦で世界ランキング160位のクルム伊達公子(44=エステティックTBC)は、同61位で第7シードのアイラ・トムリャノビッチ(22=クロアチア)に6―7、3―6で敗れた。日比野菜緒(20=フリー)と尾崎里紗(21=江崎グリコ)も2回戦で敗退した。

 伊達が22歳の相手にストレート負けを喫した。「今は自分にできることをやり尽くすのみ。そういう点では悪くない試合だった」と相手の強力なフォアと打ち合うことを避け、機を見てネットに詰めた。

 第1セットはタイブレークまで持ち込んだが、要所をパワフルなサーブ一発でしのがれて仕留めきれなかった。この日はアキレス腱に痛みが出て、足への不安が簡単なボレーのミスも誘発した。それでもシーズン序盤に比べれば状態は上がっており「今はもがくしかない。悪くない状態を持続していきたい」と気落ちすることはなかった。

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2015年9月17日のニュース