渡嘉敷が帰国 五輪イヤーの来季も「米国でのプレーが目標」

[ 2015年9月17日 19:10 ]

米国帰国したバスケットボール女子日本代表の渡嘉敷はアジア選手権の金メダルを手に笑顔

 バスケットボール女子日本代表の渡嘉敷来夢(24=JX―ENEOS)が米WNBAのシアトル・ストームでのシーズンを終えて17日、成田着の航空機で帰国した。開口一番「帰ってきたくなかった」と報道陣を笑わせ、「強さや高さに慣れた。スピードは適応したので、もっと磨いて伸ばしていきたい」と充実した米シーズンを振り返った。

 1年契約だったため、来季は白紙。五輪出場も決まり、契約上難しいことが予想されるが「来季の米国でのプレーを目標に、外回りの練習もしていきたい」と米国挑戦に意欲を示した。

 優勝し、MVPを獲得したアジア選手権(中国・武漢)から米国に戻り、3試合をこな
した。米国帰国直後の試合では30分出場し、チームメートには「クレイジー」といじらたことを笑いながら話した。16年リオデジャネイロ五輪に向けては「まだ実感がわかない」と本音がポロリ。それでも「米国とやりたい」と夢舞台に胸を膨らませた。

 日本ではWリーグが10月9日に開幕。コンディションが心配されるが「出るとは思う。出て気持ちよく勝ちたい」と“オフ返上”で日本のファンの前でプレーを見せる意向。

 帰国して食べたいものを問われ「食より眠い。お寿司が一番好きだが、あんまり今、寿
司欲がない」と苦笑いしていた。

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2015年9月17日のニュース