IOC 新国立完成前倒し要請へ 24日にコーツ副会長が来日

[ 2015年8月14日 12:35 ]

 2020年東京五輪・パラリンピックのメーンスタジアムとなる新国立競技場(東京都新宿区)の新たな整備計画策定をめぐり、国際オリンピック委員会(IOC)で東京五輪の調整委員長を務めるコーツ副会長が24日に来日し、完成時期の前倒しを求めて遠藤利明五輪相と会談することが14日、分かった。

 政府は20年4月の完成を目指すが、東京都の舛添要一知事は、運営手順を確認するためのテスト大会やリハーサルを行うために「完成を(20年)1月に間に合わせてほしいとIOC関係者から要請があった」と明らかにし、遠藤五輪相もIOC側と協議する意向を示している。

 IOCは「新国立競技場が、五輪開幕前に適切なテストを行える時期に完成するよう、大会組織委員会と協議している」とした。

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2015年8月14日のニュース